2022年8月19日

別れ Called to heaven

5月4日の手術から3か月と10日余り。一緒にいられる日が1日でも長く続くことを願いながら過ごしてきましたが、8月16日、いつもどおりに朝のさんぽとごはんを済ませたあとに元気がなくなり、昼すぎに病院へ走ると、血管肉腫が再発して破れ、お腹で出血していることが分かりました。できる限りの処置をしてもらい帰宅しましたが、それからわずか数時間後に息をひきとりました。貧血から酸素不足のため苦しそうな様子を見せていて、少しそれが落ち着いたと思われて夫と私が目を離しているあいだに、ひっそりと旅立ちました。4日後にまで近づいていた13歳の誕生日を、なんとか迎えられそうだねと夫も私も思い始めていた矢先のことでした。

5月の退院からの切なくも愛しい日々










ユウをしんぱいしてくれたすべての方に「ありがとう」

2022年8月15日

8月にコサギ初観察 Little egrets observed for the first time in summer

なんだか今年の夏は鳥が熱い?6月末のハヤブサにはじまり、マガモ、コガモ、オシドリ、ガビチョウ、チュウサギ…記憶しきれないほど次々と珍しい顔ぶれが川沿いに現れています。今朝はコサギ!留鳥だけど、近所の川では過去7年間で1,2月にしか観察記録がなく、今年初めて4月にも現れたのを喜んでいたのですが、夏真っ盛りにも現れました。しかも2羽も。2羽で「も」がついてしまうほど、私の観察場所では珍しいです(海が近い場所だと複数羽見かけることが多い)。

ひと月に10回歩くようになった2020年3月以前・以後(赤い矢印)とも、観察記録は1月と2月ばかり。今年初めて4月にも、という状況でした。


というわけで、先日完成させたばかりの早見表でも、4月は異例とみなして1月の低頻度のゾーンにコサギをふりわけたのでした。自然相手なので年々状況は変わっていくだろうと思って、マグネットなどで鳥を着脱自在にするのが理想だったけど、接着剤で貼ってしまった。


今回のコサギのように、分類しかねた鳥がゴイサギとノビタキ。ゴイサギは低頻度で1月と6月に現れているので、両方に貼った。1月は成鳥と幼鳥、6月は幼鳥の記録があるので、1月には成鳥、6月には幼鳥を貼った。


ノビタキは、春は、3月末~4月中旬に数羽がほんの数日間、滞在するかしないか、だから低頻度ゾーンの3月に。もういっぽうは、9月末から10月末まで10羽前後が常に滞在しているので夏鳥のゾーンに。


このほかにも分類しにくい、境界をさまよう鳥はたくさんいたけれど、大まかにということで完成させたのでした。だいじなのは自分が説明できることだと思うのでこれでヨシ!と。

2022年8月14日

田畑でも8月最高記録 The highest number of species recorded in August (rice field)

川沿いに続いて田畑でも8月での最高記録が出ました。8月10日に16種類、8月13日に18種類。過去2年での最高は2020年、2021年とも12種類でした。


滞在時間は異なるものの、観察の時間帯は各年とも9:30~11:30。やはり12や18の数字のなかみが気になり、8月中旬に近い日を選んで調べてみました。


こうして挙げてみると、チュウサギ以外は今回にとりわけ珍しい顔ぶれはなかった。さえずりの季節が終わって見つけにくくなっているヒバリが見つけられたことや、4~9月は月に1~2度しか見かけないトビがたまたまこの日に現れたことなどが影響したか?チュウサギはまだ数えるほどしか観察記録がないのに、8月7日、10日、13日と連続して現れているのです。5月末に起こった水源ダムでの漏水事故による田んぼの取水制限が解除されたことに関係があるのか不明だけれど、今の時期から水を入れている田んぼがあり、水生昆虫目当てに、チュウサギがやってきたのではと想像しています。何のために水を入れているのだろう?鳥とバードウォッチャーにはありがたいかぎり。

2019年6月の田んぼと2022年4月の川、計2回しか記録がなかったチュウサギが最近連続で現れている田んぼ

本日の屋上庭 Today's roof garden

 鶏ふんが効いているのかな?珍しく一鉢に3つも咲きました。

冷やし甘酒と干しイモ Cooled fermented rice malt

塩麹を作ったあとに余った米麹で久しぶりに甘酒をつくりました。以前、関谷酒造の講習会で教わった、米麹と65度のお湯を魔法瓶に入れて待つだけの方法。午後から仕込んで、温度の高い2階に置いて、夜には出来上がっているはずが、うっかり忘れて翌朝まで放置してしまったけど、幸いおいしくできていました。ふちにブクブクと発酵の泡が。これを冷やして、おちょこ一杯分をおやつに。驚くほどの甘さと、やわらかい米粒の食感と、麹の香り。冬は生姜をたっぷり入れた、酒粕で作るアツアツの甘酒がよいけど、夏はこちら派。干しイモに続く、猛暑を利用できるおやつです。


2022年8月9日

川沿いで8月最高記録 The highest number of species recorded in August (riverbank)

気温じゃありません。8月7日に川で観られた鳥の種類が過去3年で最高を記録しました。


近い数字では、2020年、2021年とも15種が最高記録。3回目と7回目の観察日に多い記録が並んでいるのは偶然?3年程度じゃなんとも言えませんが。興味本位で2020/8/6の15種と、今回の17種のなかみを比較してみると、今回はコガモ、キセキレイ、カイツブリと、この時期での初記録が重なったのが最高記録につながったと思います。


正確にいうと、コガモは前日の8月6日に8月初観察を記録したのですが、発見場所が同じで越夏中という特別な状況なので7日も「初」としました。カイツブリは4~9月はまったく記録がなく、冬だけに観られる鳥でした。この日、キセキレイを追いかけて双眼鏡をのぞいたらカイツブリが視野に入り、まさか?と、カイツブリのほうへ歩を進めたらコガモが見えて、その後再びキセキレイを…という、とても珍しい、心おどる展開でした。

えっ、うそ、この時期にカイツブリ??

だよね? 頭の模様…幼鳥っぽいかな?

カイツブリを見失ったと思ったら、すぐ横にコガモ!

換羽が進んでいる 風切が抜け落ちて飛べない時期??

キセキレイも見間違えでなかった 毎年8月末以降にしか戻らないのに

なにがあった? またいなくなる?

2022年8月8日

本日の屋上庭 Today's roof garden

長雨が続いた7月中旬以降、立ち枯れ病の症状が現れたバジルのプランター。1つは別のプランターに植え替え、もう一つは症状がひどい株を2株抜いて、日当たりと風通しのよい場所に移動させた。もうだめだろうと思ったけど、どうやら切り抜けたようで、色あせた葉が落ちていくのと同時に、青々とした新芽が再び出てきて嬉しい。

2株抜いて、置き場所を変えたほう 葉色の良い新芽が広がり始めた

別のプランターに植え替えたほう なんとか生きながらえているみたい

さて、今朝は水やり用のホースが裂けて、プシューッと大量に水漏れしました。毎日炎天にさらされて、床をずりずり擦られて、寿命を迎えたようです。ありがとうホース。屋上でさまざまな生き物が見られるのはまさに君のおかげだ。

ガレージから持ってきたホースで事なきを得た

長い間、物置で眠っていた鶏ふんの効果が少しは出てきた?細々とだけど、いろいろな花が咲いています。

これ以上はないくらいの開きぶり

白いハイビスカスも咲き始めた

アリストロメリアは終盤

2年ぶりか?サルスベリも少し花が

まさに朝の顔

オクラはあまり育たず数日置きの収穫