2015年5月2日

再びヨモギ染め Dyeing used cloth with mugwort

数年前、西日対策に作った巨大な日よけ()。今ではオリーブが茂り、当時ほど日よけの必要性が減ったこともあり、染めの練習に使ってみました。同じ布で、先にオオキンケイギクで染めた黄色い布をヨモギで染めることはできなかった()ので、生成りならどうだろうと。さらに今回は、先にみょうばん液で煮るのをやめ、豆乳に浸し→いったん乾かし→さらに水に浸してから染液で煮るという手順を踏んでみました。

西日対策の日よけと、その背後に茂るオリーブ

雨によるシミがついています

1枚は、ヨモギを銅のジョウロで煮だした染液に

もう1枚は、ヨモギをサビた金属部品と煮た染液に

銅染液で染め終わったところ

サビ染液で染め終わったところ

水道水で洗ったところ 左:鉄、右:銅

左:鉄、右:銅



左:生成り、中央:銅、右:鉄


はじめてヨモギらしい色が定着しました。豆乳が効いたようです。雨シミはまったく分からなくなったわけではないですが、ヨモギの染めムラのように見えないこともない。家の中でのれんをかけたい場所がまだあるので、おいおいのれんに仕立ててみようと思います。

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